(2016年6月中旬に行った時のです)
県道38号線から入ると狭い急な道を登っていくと公園はあります。
「海山(遠見山)砦
【うみやま(おみやま)】
遠見山(現在は海山という)とは、遠見晩所(見張所)に由来する地名であるが、ここは大宝律命時代(8世紀頃)から番所が置かれ、宮崎の火山であげた狼火は、金山、海山(遠見山)、近見山を経て今治市(府中)の国府へと伝達されていた。
中世初頭には、現在の養老地区の「別台」に「館」を構えた在地勢力があり、海山を「詰ノ城」として活用していたが、室町時代に来島村上氏が勢力を増し、その勢力下に吸収された。
守りの拠点であった海山の砦も「来島城」や「波方館」防衛のための水軍城砦郡の一つとなったが、来島氏も海山を重視し、ここに遠見番所を置いた、しかし、関ヶ原合戦後、来島氏か豊後の森(大分県玖珠町)に転封後は、砦も壊され、陶磁の遺構の面影は失われ、犬走りの一部が、わずかに散見されるのみである。
この城塞型の展望台は、構造、規模は異なるが、当時の面影を偲んで建築したものである。」
と、建物の標識に記載がありました。
展望台からしまなみ街道も望めます。
燧灘(ひうちなだ)を始め来島海峡を一望できる海山の頂上にあり、戦国時代、海峡付近を行き交う船の遠見番所が置かれていたことから、別名「遠見山」とも呼ばれている。ここから来島村上海賊の一員になりきり、船を眺めてみるのも面白いかもですね
隣接するかがり灯の丘には、空中回廊や大型すべり台もあり、山頂までのウォーキングも楽しめ、景色を楽しむだけでなく、自然と触れ合いながら散策できます。
春にはソメイヨシノ約1500本が咲き誇り、展望台から360度の大パノラマが素晴らしいとの情報もあります。
夫婦・主婦・女性ライダー応援サイト
0 件のコメント:
コメントを投稿