2019年9月21日土曜日

元乃隅稲成神社&竜宮の潮吹き(山口県-長門市)

今回は山口県にある元乃隅稲成神社です。
(この記事は2017/9/27に旅した時のものです。)

2015年にアメリカのテレビ局・CNNが発表した「日本で最も美しい場所31」のひとつに選出された、山口県長門市にある元乃隅稲荷神社。
目の前に広がるコバルトブルーな日本海と、ずらりと並ぶ朱色の鳥居が生み出す神秘的な風景が、いま密かに話題をよんでいます。






ここへのアクセスは少々道が狭かったようの記憶してます。
私らは西から行ったのですが車が離合できない場所が多々!
でもその道中も日本海を眺めながらの絶景です。



駐車場は大型バスも来ますので大きいのですが砂利です!気をつけて!!


「元乃隅稲成神社」とは


山口県長門市油谷にある「元乃隅稲成(もとのすみのいなり)神社」は、昭和30年に島根県にある「太鼓谷稲成神社」が派生し建てられた、本州最西北の稲荷神社です。

地元の漁師・岡本斉の枕もとに真っ白なキツネが現れ「これまでに漁をしてこられたのは誰のおかげか」「われをこの地に鎮祭せよ」と告げられたことがきっかけで、建設されたと伝えられています。

日本には全国で3万社以上の稲荷神社がありますが、この「稲成」という漢字が使われている神社は太鼓谷稲成とこの元乃隅稲成神社だけです。「成」の字は、〝成就〟に由来していて、様々な願いが叶うといった意味が込められているのだとか。

社(やしろ)は、あまり大きくないものの、商売繁盛・大量祈願・縁結び・子宝・開運厄除・福徳円満・交通安全・学業成就・願望成就といった多くのご利益があるといわれています。まつられている宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)の使いがキツネだったため、お賽銭箱のある裏参道の鳥居には、キツネの石像が置かれています。



日本海を望む荘厳な自然の中に真っ赤な鳥居が立ち並ぶ姿は、日本らしさあふれる絶景として、見るひとの心を魅了しますね。


丘をくだり海にむかってびっしりと並ぶ朱塗りの鳥居。
昭和62年から10年のの月日をかけて建てられたそうです!!。
総本数は、縁起のよい123(ひふみ)本で、トンネルは全長100メートル以上。







最近ではこのトンネルがパワースポットとしても人気を集め、参拝者が急増中。


カニも参拝中?(笑)




断崖にある神社から海に向かって、鳥居のトンネルをくだるのが一般的な参拝方法です。
ちなみに私らは無礼者なので逆まいりしてました(^^;)



トンネル内は、はじめはゆるやかな下り坂で、途中から階段になります。足元がだいぶ急になっているので、通る際は十分に注意してください!


見どころのもうひとつとして挙げられているのが、碧い日本海と白い波しぶき「龍宮の潮吹き」です


 ここの断崖は、「竜宮の潮吹き」昭和9年8月に国指定天然記念物および名勝に認定された場所で、岩壁に打ち寄せた波が「竜宮」と呼ばれる波で削られた洞に入り込み、大きな音を立てながら吹き上げる豪快な様子を「竜宮の潮吹き」といいます。

鳥居のトンネルをくぐり終えた先にある断崖で、運が良いとみることができます。
私らはあいにく見えませんでした・・・



高い時は、しぶきが30メートルにおよぶときも。この現象は、北からの風と海の波が高いときにみられやすいとのこと。秋から冬にかけての時期は、その条件が整いやすく見られるチャンスもあがるそうですよ!



ちなみに・・・
鳥居にならぶ元乃隅稲成神社の必見スポットは、日本一入れにくいと有名なお賽銭箱。
駐車場の近くにある裏鬼門の鳥居をよく見てみると、鳥居の上、高さおよそ5メートルの場所にお賽銭箱が設置されています。
(私らは気付きませんでした(^^;))


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